北海道の福祉とアートVol. 16 田湯加那子展「きらめき」
本展は、道内の福祉事業所などの取り組みに注目しながら、障害のある人の作品や創作活動を紹介するシリーズです。
田湯加那子は、テレビアニメのセーラームーンやポップスターたちが華やかな衣装に身を包んで歌う姿を力強く描写する作風で知られています。
多くの少女たちが夢中になったように田湯もそうした世界に憧れ、触発されながら絵を描いていました。
しかしながら10才の頃より続く彼女の創作は、花や野菜のシリーズ、そして過去の作品を黒く塗りつぶす時期を経て、現在、抽象的でユニークな人物表現へと変化を遂げています。
スケッチブックだけでなく、名画の図録やファッションカタログ、大好きな歌手の写真集も画材にして、たくさんのイメージの中に自身の絵を描いたりもしています。
彼女がその内面に抱いているきらきらとしたイメージをどうぞご覧ください。
開催概要
会 期 | 2024年1月10日(火)〜 2月2日(金)
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会 場 | NAKAHARA DENKI Free Information Gallery
札幌市中央区北2条西2丁目29-1 札幌ウィングビル1階
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営業時間 | 平日10:00~18:00
土・日・祝日休館 1月12日(金)は14:30閉館 最終日は16:00まで
入場無料
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出品作家 | 田湯加那子
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主 催 | 株式会社中原電気商会
北海道アールブリュットネットワーク協議会
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協 力 | アールブリュット推進センターGently
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助 成 | 厚生労働省令和5年度障害者芸術文化活動普及支援事業
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※北海道アールブリュットネットワーク協議会と株式会社中原電気商会は、障害のある人の作品や創作活動の紹介に継続的に取り組んでいます。